ひらいても小箱

BBHF, BUMP OF CHICKEN, People In The Boxなどが好きです。アイドルも好きです。さっぽろ

【ラジオメモ】210331 BBHFTalks

お休み前の最終回 / 各企画振り返り / 各メンバー振り返り / 新曲「黒い翼の間を」ピアノ弾き語り解禁

 

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BBHFTalksは、2020年4月から北海道放送Air-GでスタートしたBBHFのレギュラーラジオ番組で、毎週水曜21:30から25分間放送しています。

このラジオメモは、ブログ主のタイピング能力の限界により大意が変わらない程度に語尾や発言の省略があります。一言一句再現した書き起こしではないので悪しからず。

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ゆ 今日の放送でいったんお休みとなるのである意味ラスト。特別なことを用意してきたので、最後までお楽しみに。この番組は対話をテーマにしてきて、たくさんの人が参加してくれて楽曲を作ったりもしました。というわけでまずは一曲聞いてください。ニャンダーラ。

 

M1  ニャンダーラ

 

ゆ この曲、皆さんから歌詞を募集して、繋げまくって一曲にした、という曲です。(歌詞採用者の名前を読み上げる)ラジオを通して曲を書いたりしてみたいよね、と前から言っていたのが実現した。しかも結構いい曲になったと思う。いい思い出になったと思います。でもラジオがいったんお休みになるとこの曲の「場所」が、ね。

か 聞けなくなっちゃう。

ゆ どうするか考えたいと思います。

 

■各企画の振り返り

ゆ あとは「異業種Talks」をやってきていて、登山家・医者の小坂さん、クリエイターの岩井くん、ライブ制作の福岡さん、バージョンツー代表取締役大西さん、BBHFのラジオディレクター片山さん。これ楽しかったし、反応も良かった。いろんなジャンルの魅力に気付いたとか、単純に話が面白かったとか。反響のある企画で、やりながら僕らも勉強になった。

 

ゆ マンスリーテーマでいろんなことをテーマを決めて話したり。これは本当にゆるっとした感じだったけど、音楽相談室もやったし、各種ゲームも。BBHF vs.は得点があったけど、ポイント自体は今度に持ち越そう。番組がなくなるわけではないのでね。現時点でDAIKIくんが55、僕が30で、和樹が15。

か めちゃくちゃ低い(笑)

ダ すごい差だね

か 巻き返せないかも…倍以上違う

ゆ また改めて番組が始まったら俺が逆転勝利する、と。賞品も用意されてるし。今後回収するので!企画倒れしたわけじゃないですwww

か 内緒の景品はいったい何なのか…!

 

ゆ あと、BBHFTalksにお便りが送られてきました

「春から大学生。6月の架空妄想会社の企画で子供向けの楽器を販売する企業を採用してもらって読んでもらった。そのころは志望校決定の時期で、もともと志望していた法学系は難しいと悩んでいた時期だった。そのメッセージをメンバーにいいじゃんと言ってもらったことをきっかけに起業に興味を持ち、商学・経営の学部に進学を決めた。ほめてもらったアイディアがどのくらい世界に通用するのか大学で学んで挑戦してみようと思う。進路変更で悩んで、挑戦する前に法学系をあきらめるのは苦しかったけど企業というもっと大きな挑戦に取り組んでみようと思う。素敵なマンスリーテーマでした。ありがとうございました」

 

か すごい!こちらこそありがとうございます

ゆ 人の人生を変えると思わなかった。対話を通して、というもともとのテーマに合っていて嬉しいメールだった。

 

■各メンバーの振り返り

ゆ 各メンバーにも振り返ってもらおうと思います。まずは和樹

か 単純にメンバー全員でテーマを決めて話したりする機会って、普段ツアー中で一緒に回っているときくらいしかなくて、コロナ禍だとメンバーとの意思疎通も難しくなっていた。ラジオのおかげで、毎週みんなで面白おかしい企画とか話をできていい時間だった。そうやってメンバーが楽しんでいる様子をリスナーも楽しんでもらえる関係性ってラジオでしかできない。こういう機会をもらえてよかった。

 

ゆ ではDAIKIくんも振り返ってみてどうですか

ダ 番組が始まったのがコロナ禍最中。スタジオ収録も少なかったけど、何度かスタジオに行って顔を見合わせて話せる機会があって、それはラジオがあったからできた。メンバー同士でツアー中に話すような内容とはまた違う観点から話ができて、メンバーの新しい見え方ができたし、それを聞いてファンの方がどう思っているかということをメッセージから知ることができた。自分たちがこういう風にやっているんだ、というのを感じ取れる貴重な時間だった。

 

ゆ メンバーが普段話していることとは違うことを、リスナーと対話することをテーマに話せた。番組の時期がコロナ禍にかぶってしまったけど、結果的にやりにくくなっていた「対話」が番組のテーマだったことは奇跡的だったのでは。

 

■弾き語り

ゆ 先週の放送で「特別なことをしたい」と伝えていましたが、なんと僕が弾き語りをしたので、皆さんに曲を届けたいと思います。初めて歌うレベルのものなんだけど

 

M2 黒い翼の間を(ピアノ弾き語りver.)

 

近づいてくる運命の日

眼を閉じて息をする

どうなんだ僕らは

同じテーマの前で出会ったけれど

君と隠れた小屋にカギをかけていつしか

見せない姿は広くにじんだ影遊びの鳥

 

どんな色 どこへ向かう

決めないまま ただ羽ばたいて

知りたかった 触れたかった

震える指で開け放ったら

 

君の背を押していく

黒い翼の間を

影が落ちてもその姿は見えてるよ

傷だらけの手で押していく

鉄の壁を明日へ

息が切れても君に空を見せたいよ

 

一声さえずってくれよ

かすれても外れてもいいから

他の誰でもない

僕の上を飛んでくれよ

 

 

すごい歌詞だな。

閉じ込められた鳥と向き合う、といえばGGの名曲「鳥と鳥」を思い出す。

 

 

ゆ 聞いてもらったのは僕らの新曲「黒い翼の間を」でした。こちらは専門学校のCMに書き下ろした形。新しい曲を作ってリリースするというのはバンドの一歩一歩みたいなところがあって、気を付けて一歩を踏まないと、「あれ、こっちの方向へ行っちゃった」とか「前の曲に似ているぞ」とか、わかんないけど。いろんなどう思われるかを考えて歩まないといけない。…と思いがちだったけど、今回の話をもらって、CMの伝えたいことにちゃんと沿った楽曲を作りたい、というところに重きを置いて曲を書こうと思った。BBHFとしてのサウンドの流れ、というよりはCMに対して僕らができる限りの書下ろしをした、という風に聞いてもらいたい。

メッセージとしては「ポテンシャルについて」「自分はいったいどこまでのポテンシャルを持っているのか」ということについて。例えば僕らならステージに立ったり曲を作ったりして人に聞かれてその評価がある。実際にどこまでできるのか?を見るのは怖いこと。自分を直視するのは難しい。

自分はカラフルだと思っていたら灰色だったとか、その逆とか、それを黒い翼に例えている。色とりどりの翼をもった鳥が飛んでいても、遠くから見たり、逆光の中で見たら黒い影にしか見えない。本当の姿ではない姿で、それは何色でどんな姿をしているのかわからない。それに近づいていって、本当の自分に近づいて受け入れる、ということへのあこがれ。自分を受け入れたい、でも怖い、という多分誰もが感じていることについて、特に専門学校だから、進路を決めるときにはきっと感じるであろう恐怖、そして希望を表現したいと思って書いた。CMを通してでも、曲を聞いた誰かの決めかねていることの後押しをできたらと思う。

新体制、みたいな感じになっているけど、旅立ちの曲ではない。自分が今までやってきたことに向き合う曲。強く立っている、自立している、という風に見てもらえたら嬉しい。後は曲を聞いてそれぞれで聞いて判断してほしい。

…僕にしては自分の曲についてめちゃくちゃ語っちゃt…話しちゃったんですけど。こういう思いが詰まっています。ピアノと僕の歌だけって今後もそんなにないと思うので、特別なテイクをラジオで届けられてよかったと思います。

 

何となく、バンドの今の状況を重ねるような聞き方はされたくない、というのが言外から聞こえてくるような話だったな。

 

■エンディング、リスナーへ

ゆ そろそろエンディング。ちょっと寂しくなるけど、前回伝えた通り、制作に集中する充電時間なので、僕らの本当に大事なところである音楽を作ったり、それをライブで届けるという活動にぐっと集中して、またいいものができて盛り上がったところでこのラジオをまたやれたらと思います。待っててくれると嬉しいです。今まで聞いてくれたラジオリスナーに一言ずつお願いします。

ダ 約一年間にわたって聞いてくれておりがとうございます。じかに声を通して何かを伝えるというのは今はあまり機会がない。貴重な機会だった。SNSとは違うラジオの良さ、ここでしか聞こえないことがたくさんあって、BBHFをよく知ってもらうということが、会話をすることがたくさんできた。もっといろんなことを発信してもっと僕たちを知ってもらえたらと思っているのでまたお会いしましょう

か 何度も言うけど終了ではなくいったんお休み。いなくなるわけじゃない。コロナ禍の中でラジオがほぼ唯一メンバーの話を聞けるところだったと思うけど、これからフェスに出たりワンマンやったりでたくさんみんなに会える場所があるので、これからも僕らを追いかけてくれたらと思う。

ゆ 僕自身が中高時代自分の好きなバンドがやっているラジオを聞くのが大好きだった。そういう意味でもバンドがやるラジオって特別で憧れだった。それをやらせていただいて、テーマも持ってやれて、感謝をしている。聴いてくれる人たちがいるからこそ続けられるので、ここで終わりではないのはリスナーがたくさんいてお便りくれたり、繋がろうとしてくれるのがちゃんと伝わっているから。だからお休みという形になった。リスナーのおかげで続けられるものになっているので、そこには期待していてほしい。今まで、とくにコロナ禍で繋がりが希薄になった中でも、あまり気にせずぐいぐい繋がろうとしてくれたことが、暗黒の中にある光の部分だったと思う。元気をもらったりしていた。これからはライブなどで直に会えるタイミングが来るはずなので、そこで実際に…BBHFTalksしていけたらなと…?ちょっとよくわかんない(笑)うまくまとめようとしたけど全然まとまんなかった。感謝しています。そしてまたラジオやりたいです。

 

ゆ あとうれしいお知らせ!また新しくフェスが決まってニュースがちょっとずつ出ているのでHP見てもらえたら。いい風が僕らの中に吹いている。いろんなお話が来たりとか。この良い風の感じを今までラジオで報告してきたけど、ラジオがお休みになるから、潜ってるように見えるかもしれないけどいい風は吹いているから。期待していてほしい。

 

また会いましょう!

 

 

 

今まで謎の執着心で書き綴ってきた【ラジオメモ】シリーズもこれでひとまず終了です。各企画のリンクまとめくらいは作るかもしれません。

ライブを見に行くことがなくなって、ライブレポに使うMC記憶能力が鈍ったらいやだなと思ったのがこのシリーズを始めたきっかけでした。だから最初は一度普通に聞いたラジオを後から思い出して羅列する、というスタイルをとっていたのですが、何しろradikoで聞き直せるので、いつの間にかがっつりした文字起こしスタイルになりました。耳で聞きながらタイピングするのが異様に早くなりました。

最初のころと、年明けのいくつかは記事が抜けたり内容がほとんど無いメモだったりします。惜しいことしたなあ。

早く普通のライブレポが書きたいです。では。