ひらいても小箱

BBHF, BUMP OF CHICKEN, People In The Boxなどが好きです。アイドルも好きです。さっぽろ

【ラジオメモ】210324 BBHFTalks

異業種Talks / Air-G編成制作部片山亮輔さん

 

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BBHFTalksは、2020年4月から北海道放送Air-GでスタートしたBBHFのレギュラーラジオ番組で、毎週水曜21:30から25分間放送しています。

このラジオメモは、ブログ主のタイピング能力の限界により大意が変わらない程度に語尾や発言の省略があります。一言一句再現した書き起こしではないので悪しからず。

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雄貴・和樹・DAIKIの3人でTalks

 

ゆ 今日は僕たちとは違う職種の方と対談する「異業種Talks」をしていきますのでお楽しみに

 

■異業種Talks

ゆ 今日はGalileo Galilei時代からラジオを担当してくれている、片山亮輔さんです。片山さん、よろしくお願いします

皆 よろしくお願いします!

ゆ 片山さんは現在Air-Gの編成制作部でいろいろな番組のプロデューサーを担当していらっしゃるということで、このBBHFTalksのプロデューサーも。過去には2010~のGaliberocca、2013年に放送したEterno Galiberoccaの当時のディレクターを担当してしてくれていました。11年という長い付き合いの片山さんに今日は来ていただきました。今までの僕らの話も含めて聞いていけたら。

 

ゆ ラジオ番組ってそもそもどういう人が関わって作られているのか?

片 地方のラジオ局と、東京の大きな番組では関わる人数も役割も異なる。東京FMのSOL!で録っていた時の人数と、Air-Gで録るときの人数は大きく違うと思うんです。

ゆ はい。

片 まず北海道の例で言うと、主にディレクターという人が台本を書いたり、実際に卓に座って音を出したり。次にDJ。北海道ではディレクターとメインDJという形で作られている番組が多いと思う。3~4時間の生放送になると人手が必要なので、ディレクターとメインのDJとアシスタントディレクター(AD)。最小その3人になる。

か 3時間でも最小3人!

片 一方SOL!とかだと、Dと、別にミキサー、AD。ADもメールだけじゃなくSNS専門も必要だから二人、それとプロデューサーも現場にいて、最小5人入る。地方とはやっぱり製作人数が違う。逆に言うと地方は音作って台本作ってストーリー考えて、なんならHPのバナーデザインを考えるところまで、一貫してすべてできるのがやりがいがある。

ゆ 少数精鋭なんですね。生放送でも片山さんとだけでやったことありましたよね。

片 ありますね。

ゆ 地方の形でできるラジオは大人数の意向が入っていなくて、ある種自由にやらせてもらっているとおもう。

 

ゆ ラジオ業界に入ったきっかけを教えてください

片 これを言うと怒られちゃうかもしれないけど、めちゃくちゃラジオが好き、という人間ではなかった。広く浅く音楽が昔から好きで、音楽の専門学校に。そこでレーベルのこと、音の編集のことなど、多種多様なことを学べる学科にいた。卒業に際していろいろなところに研修に行った中で、常に音楽がかかり続けているのがラジオ局、特にFMだった。洋邦クラシックジャズまですべての音楽ジャンルが網羅されているのがFM局。多分、会社で何か資料を書いているときにずっと音楽が鳴り続けているってそうそうないと思う。トイレ行くときもエレベーター乗る直前も流れていて、こんな幸せな環境他にないんじゃないかと思って。専門学校卒業のタイミングでラジオに行くと決めて今に至る。

ゆ 記憶にあるのが、Galileo Galileiのころ、galiberoccaでしゃべりとか企画に対する熱意より、音楽に対する熱意、「メンバーの好きな曲かけようよ」とか、片山さんに会うたびに「あれ訊いた?」「あのアルバム訊いた?」って、片山さんの音楽への情熱が伝わってきてた。今の話を聞いて納得。

片 すごくうれしい言葉ですね

ゆ ちょっと言うの遅くなっちゃたかもしれないんですけど、片山さんは僕と和樹と同じ北海道稚内市出身。そもそも昔から片山さんと音楽の趣味が合うことが多くて、そしてその相手が稚内出身のディレクターだ、ということが不思議とすごく励みになっていた。片山さんじゃないといけなかったんだろう、という運命をあの時も今も感じている。不思議な、奇蹟的なつながりがあると思う。内輪っぽい話になっちゃうけど。

 

ゆ ここからは僕ばかりしゃべっちゃったので、メンバーからも片山さんに聞きたいことを聞いていきます。その前に、片山さんのおすすめ楽曲を聴いてもらおうと思います。

片 「ロックフェス」をかけていただきたいな、と。

ゆ なんと。予想外の曲が。

 

M2 ロックフェス

 

ゆ なぜこの曲を選んでくれたんでしょうか

片 いや、「かけあがって」もかけたいし「僕らの生活」もかけたいですし…選べないんですけど、やっぱり「ロックフェス」というものが非常にやりづらい状況下なので。僕はBBHFのワンマンライブは毎回“ロックフェス”みたいなものだと思っていた。生の音をこれからコロナに打ち勝つために届けてくれるバンドだと思っているので。2021年も全国のファンの方たちに毎回がロックフェスと言えるようなワンマンライブを届けに行ってくれるだろうという願いを込めてセレクトしました。

 

ゆ ここからは各メンバーからの質問を。まずは和樹から

か 昔からしゃべるのが苦手で…

片 そんなことないですよ

か アーティストの方たちってしゃべるの得意な人と苦手な人がいると思うんですけど、僕みたいにしゃべるのが苦手な人がうまくなるにはどうしたらいいと思いますか

片 和樹さんは今の自分の喋り方を治したいと思われているんですか?

か 直したいとは思っていないです。でも受け答えをもうちょっとユーモアのある…

片 めちゃくちゃユーモアあるじゃないですか!

か もっと面白いものにできたらいいなと思っているんですけど

 

片 まず話の上手い・下手っていう概念の話。話が旨いのは滑舌・噛まないとかも言われるけどあまり気にしていない。好きなことをめちゃくちゃ語れる能力。和樹くんの話を聞いていて下手だと思ったことがない。好きなものをゆっくり丁寧に語ってくれるから。掛け合いのテンポ感が気になる、ということだと思うけど、それは練習と反復を繰り返せばついてくるもの。例えば3分でしゃべるのを自分で意識して繰り返すとか。それをやるとラジオの「最後一言お願いします」で30秒しかないときとかでも言いたいことが言えるようになる。だから和樹くんは3分なら3分と決めて、伝えたいことを伝えきる練習をすると、好きなもの、つまり話題は持っている人だからすぐにでも話はうまくなると思います。

 

ゆ 次はDAIKIくん

ダ べたな質問ですが、もしこの業界に入っていなかったら何をしていたと思いますか

 

片 もともと音楽関係に行きたいとは思っていた。二つ迷っていてラジオ業界に来たんだけど、もう一つは、中高の頃引きこもりだったのでずっと一人で映像を取って、編集して、というのをやっていた。当時ミッシェルゴンドリーという監督がいて、ケミカルブラザーズとかエターナルサンシャインとかの映画を撮っていた人、この監督のMVを見て衝撃を受けた。「こんな映像が作れるんだ!しかも音楽にビタであってくるんだ!」というのが衝撃。なれるかどうかわからないけど、映像制作を目指していたと思います。

ゆ 知らなかった!

か 初めて聞いたかも

ダ はじめて知りました。ラジオも音楽と密接なお仕事だと思う。片山さんはやっぱり音楽を中心にいろいろやっていきたいんだなと再認識。

 

ゆ 最近、しゃべるのが上手なアーティストが増えているなというのは僕は思っている。それが悪い事とは思っていないけど、僕らはそこじゃ無さ過ぎて、それが一般的になりすぎると肩身が狭くなりそう。音楽をやっている人間として、ラジオに出るときに、どうあるべきなのかという。演奏させてもらえるならもちろんいいけど、しゃべりで出るとなった時に、自分たちの本分とは違うところで戦っていると感じることがあって。そういったジレンマをラジオ局の人としてはどう思いますか・

 

片 アーティスト番組ならつたない喋りで全然かまわないと思っている。そのアーティストがしゃべりたいことを話してくれている、という時点でファンに届けるべき情報。30分とかのアーティスト番組なら無理して明るくする必要はない。各地方のキャンペーンの生放送で、あったこともない人と15分喋ろ、という流れのとき、何らかのバラエティー色のあるワンコーナーがあって、リリーストークしてさようなら、という一つのひな型がある。そこにアーティストが「ん?」と思うのはごもっともだと思っていて。ただ、番組に出るにあたって動いてくれた人たちはいるわけで、アーティスト側のスタッフはそのアーティストの楽曲を広めたいと思ってその番組を選んでいるし、受け入れる側も押したいと思って出演を決める、その番組にはリスナーもたくさんいる。知らない人が出会うきっかけではある。きっかけとして音楽の力だけでも行けるはずなんだけど、バラエティー色のあるコーナーというのは

 

 

 

すごいいい話していたのに最後の最後だけ文字起こし終わらないままタイムフリー聴取期間終わってしまった…やらかしたーーーーーーーーー悔しい。