ひらいても小箱

BBHF, BUMP OF CHICKEN, People In The Boxなどが好きです。アイドルも好きです。さっぽろ

【ラジオメモ】201014 BBHFTalks

4人集合 / 和樹セレクト / 異業種対談・ライブ制作の福岡秀崇さん / あっという間のひととき

 

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BBHFTalksは、2020年4月から北海道放送Air-GでスタートしたBBHFのレギュラーラジオ番組で、毎週水曜21:30から25分間放送しています。

このラジオメモは、ブログ主のタイピング能力の限界により大意が変わらない程度に語尾や発言の省略があります。一言一句再現した書き起こしではないので悪しからず。

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今週はDAIKIくんもスタジオに。

 

■近況

ひ かなり久しぶりの4人ですね。今月入ってからずっと配信ライブのリハの準備をしています。実はリハはもう結構入ってるんだよね、4人でスタジオを借りて。セッションしたり。どうですか、みなさん

ゆ あったまってきた。

ダ テンション上がってきた

ひ 集まってセッションをするのは本当に久しぶりだよね。データのやり取りとかはしてたけど。

 

■メンバーセレクト

ひ 今日はまず和樹の選曲から

か アンブロージアっていうバンドのビゲスト・パート・オブ・ミーという曲で、70年代のロサンゼルスのバンド。で唯一のプログレッシブ・ロックを主体としたバンドとして結成された。今のメンバーにはいないんだけど、昔のメンバーにブルース・ホーンズビーという、鍵盤の、うちのメンバーがみんな大好きなピアニスト・シンガーが旧メンバーとして所属していたバンドです。

 

M1 Ambrosia / Biggest Part of Me

 

■異業種対談

ひ 今日はこの番組の趣旨でもある対話のゲストをお招きして…

ゆ ついに!

ひ かなり久しぶりですね。その名も異業種対談。BBHFと違う職業や立場の人たちをお招きして、シンプルでライトな質問を投げかけたいと思います。今回は第3回目の異業種対談。一緒にTalksしていただくのは、BBHFのライブ制作をしてくれている福岡さん。福岡さんとTalksをしていきたいと思います。よろしくお願いします

福 株式会社浮雲社中の福岡と申します。よろしくお願いします。

 

「どのようなお仕事をされていますか」

福 基本的にはライブ制作のお仕事…全然想像つかない方もいると思うんですが、簡単に言うとアーティストがライブをやりたいな、と思っているときに、それを全力でサポートする仕事です。

ひ 僕たちのBBHFのライブをするにあたっては、福岡さんのサポートがあってこそってことですね

ゆ 幅広いですよね

福 幅広いですね。PAさん、会場、照明さん手配したり 

ゆ 僕らと福岡さんの間は長いので、ファンの人で見たことある人もいるんじゃないかな。

ひ ライブ会場には絶対いる。

ゆ この後写真を撮るのでその写真を見たら…

ひ あ、あの方だ、ってなるかも

 

「現在の仕事をするきっかけは」ひ

福 ライブ制作にかかわる前はデザイン・装飾などをしていた。そこでライブに関わる人たちと関わるようになって、マウントアライブの方に入らないかとお声掛けをいただいて、それがきっかけでライブ制作に足を踏み入れた。

ひ 最初はライブではなくてデザインとかだったんですね。

福 一番最初はCDのジャケットとかを作りたいと思って、絵やデザインの方向に行こうとしていたけど、今はこうなった

 

「ステージを作ることに関しては興味はあったんですか」ゆ

福 その時点では全く無いというか、そういう仕事があるということを想像できていなかった。

ひ 俺らはこの現場にいるから分かるけどね

ゆ しかも俺たちは成り立ちからして10代のころから周りにイベンターの人とかがいたから当たり前のものになっちゃっているからね

ひ 聞いている人はどういう人たちなんだろう、と思っている人はいるだろうね

ゆ マネージャーと混同されちゃったりとか。

 

ひ ここからはせっかくの異業種対談ということで、普段音楽の仕事をしている僕たちBBHFから、ライブ制作をしている福岡さんにいろいろ質問していきたいと思います。フリー質問です。

 

ひ 福岡さんがライブ制作の現場をするにあたって大事にしていることはなんですか

ダ いい質問だ

ひ ありがとう(笑)

福 空気感。誰かが嫌な思いをしていないかな、とか、この人がやっていることが誰かに迷惑をかけていないかなとか。それぞれが悪気なく頑張っていることによってかけちゃっている迷惑とかがないかなっていう、全体のバランスを観ようと。

ひ 今めちゃくちゃ腑に落ちました。福岡さんと一緒に仕事をしているからこそ、普段の福岡さんが有言実行してもらっているのが分かる。

ゆ みなさんの手に届くチケットの手配を含めてやっているじゃないですか。現場だけじゃなくトータルで、買う前の気持ちなども細やかに見ているなと僕もいつも思ってて。それを感じますね。

福 照れますね。

か ほめる回みたいになってる(笑)

 

ダ 音楽的なことではないんですが、福岡さんは毎日忙しいじゃないですか。今日も他の仕事もあって東京から来ていただいて。一か月丸々休みを取ったら何をしたいですか

福 海外に行きますね。こういうご時世ですが、行けるなら海外に行きたい。世界一のものが好きなので、世界一高い木、世界一大きな岩、世界一おおきなわんちゃんとか。自分がまだ見てないものを見に行きたい。

ダ 福岡さんのイメージって行動派だよね。俺らは結構インドア派だけど。福岡さんはアウトドアってイメージ

ゆ イベンターの人って行動派じゃないと多分難しい(笑)

か 家から出たくないです、とかだったら困る(笑)

福 全然、インドアな人はいっぱいいるから

 

ひ ではここらで、福岡さんのおすすめの楽曲を聞いていきたいと思います。曲紹介お願いします。

福 おすすめというか、BBHFの現場でPAの松本さんがチェックで書けている曲で、自分も大好きな曲です。サラ・マクラクランさんでワールド・オン・ファイヤー

 

M2 Sarah McLachlan / World On Fire

 

ゆ ええ曲や。印象深い。

ひ 僕たちの現場ではおなじみだね

ゆ 僕たちのPAの松本さんがスピーカーのチェックで、スピーカーが壊れていないかとかを確認するために流す。会場を出るときに会場のスピーカーのセッティングを元に戻さなきゃいけないんだけど、みんなが帰った後にスタッフが掃除機をかけたりとかしている中でこれが流れているという印象。

ダ 終わったなって感じがするよね

ひ これから打ち上げだ!っていう

福 自分としてはみんなが入ってくる前にかかっている曲。

ゆ スタッフの方たちはバンドよりも先に入りますよね。だいたいどれくらい先に入るんですか

福 会場の規模による。ライブハウスだったら3時間前とかでも全然間に合うけど、アリーナだったらもっと前から。

ゆ スタッフだけめちゃくちゃ朝早いときとかありますよね。僕らはお昼から行けばいいけど。

福 でも準備はするけど、後半はアーティストのみんなのほうが頑張らないといけない。

 

か 自分を大きく変化させた大きな出来事はありましたか。すごい人と出会ったとか。

福 ライブ制作という役柄の中でいろんな人と話していろんな場所に行くことが多いので、日々新しい人・新しい環境がきっかけになっています。

か すごい。…(無言)

ゆ 質問した人はちゃんとそれを受け止めなきゃいけないんだよ!!

 

ゆ 僕からは二ついいですか。一つ目。バンドもイベンターのスタッフの方もお客さんを相手にする仕事。その人たちのことをどういう風にとらえているのかはファンの人たちも知りたいと思う。どういう距離感で見ているのか。例えばライブ中に前の方でぎゅうぎゅうになっちゃって、気絶まで行かないけどふらっと来ちゃう人とか。そういうのも福岡さんがチェックして助けに行っているのをよく見るんですけど

福 お客さん、チケット買ってくれた人がどう思うのか、お客さんの気持ちになってみるようにしています。自分が準備をし終わって、みんながステージをやっている画を、自分がお客さんだったらどう感じるか、今会場暑いな、寒いな、ライブを見ているときにこれは邪魔だな、ここだったら見づらいな、音が大きいな、とか。基本的にはお客さんの立場になろうっていうタイミングがあります

ゆ 僕らはそういうお客さんの立場になるっていうのはあんまりないよね。演奏しなきゃ、に集中してて。お客さんの立場になるってことはあんまりないんですけど。

ひ ステージにいるしね。

福 自分がお客さんだったらどう思うのか、というのを情報としてみんなに伝えようという意識がある。

 

ゆ もう一つ。イベンターとして、最初に僕らGalileo Galileiのときに、最初に僕らにあった時の最初の印象を正直に聞きたいです

福 第一印象は…もちろん曲がよくて、ライブをcolonyに見に行ったのが最初。あの時は飛行機が遅れて十分な準備がみんなできなくて

ゆ おや、そんなときがあったか

か あった気がする!

福 最後楽屋にあいさつに行ったら…名前を出してしまうとケイスケさんとかモギさんとかがいて、最後に楽屋挨拶をするときに行ったら、楽屋の奥でとても悔しがっていて。今日ダメだった…って。

ひ いつも悔しがってるかもしれない

ゆ ライブ後だいたい悪い空気になるバンドだったから

福 当時和樹君は中学3年生。今と比べたらテクニックなんてほんとに…ちゃんと中学3年生だったから(笑) そのときにもう、ステージが終わってあいさつに行くまでにちょっと時間がかかった。すごく悔しがっていたのが隙間から見えていて、ストイックなんだなと。最初にあいさつしに行ったとき思いました。気軽に話しかけられないなと。

ゆ そんな感じなんだ

ひ 俺らは思ってなかったから。

ゆ もっとダメなところ言われるのかと思った。

ひ シャイだな、とか

福 自分もそのころイベンターの仕事を始めてすぐで、あまりアーティストさんにどう接したらいいかもわからなかった。GGの曲を聴いて、自分で関わりたいです。ってその時の上司に言って。じゃあお前、だめもとで行ってみたらいいじゃん。って言われてColony に見に行った。そしたら周りに他の大人たちがいっぱいいて、

ゆ 今はいない大人たちが(笑)

 

「ライブ業界が気になっている人にアドバイス

福 業界の中で細かいことを言ったらキリがないんですが。まず入りたい人は、どうやったらいいんだろうって人は、学校とかもあるんですが、年齢は関係ないので。いろんな人に「ライブ業界で働きたい」っていうのを口に出していることが大事かなと。何処でその人の言葉がライブ業界の人に届くか分からないから。実際に今お手伝いを頼んでいる人も、あの人がライブ業界で働きたいって言ってたよ、という又聞きが巡り巡ってお手伝いを頼むことに繋がった人がいる。だから「ライブ業界で働きたい」って日々口に出していることが良いんじゃないかなと。

 

「今後の夢・目標」

福 難しい…明確な夢、というものは難しいんですが。今幸いなことにBBHFと関わらせてもらっている具体的な目標としてはみんなと一緒に海外のツアーも含めたツアーの拡大をしていきたいのと、常日頃思っている目標としては、「ここでライブをやりたい」とかじゃなくて「ずっと続けていたい」、というのが目標。だからこそ、続けててもらいたい、そのために全力でサポートしたい。

ダ いい話だなあ

ゆ ライブの規模拡大は僕らもいっしょです!一緒にやっていきましょう。

ひ 一緒の目標ですね

ゆ ファンの人たちとも一緒にね

ひ みんなで頑張っていきましょう

か きれいにまとまったね(笑)

 

■エンディング

ひ 久々の異業種対談でした。近しい距離の人だから、改まって質問するのは気恥ずかしかったね

ゆ でも楽しかった。

ひ この場じゃないと聞けない質問ができたね。

ゆ かずきのあの質問を受け取れないのはめちゃめちゃ面白かったね

ひ 「すごい」…終わり。

皆 (笑)

ゆ 答えた側がかわいそうだったよ(笑)

ダ 投げっぱなしもいいとこ(笑)

ひ 福岡さんとも取り組んでいる配信ライブ、絶賛制作中なんで。福岡さんの雄姿も見られるかも

ダ 映ってるかもしんないよ!

ゆ 配信に映ってたらまずいよ(笑)

か コーラス?(笑)

ひ 裏でいろいろやってくれてるんだなーと思ってもらえれば。そういうのを含めて楽しいんじゃないかなと思います。

 

■名前呼び

(私の名前を呼んでもらえたのが嬉しいので記録)

ゆ 「しろもこ@いう間のひととき」さん

か お!「あっという間のひととき」!

皆 お~~!

ひ なるほど!

ゆ おっと!? 和樹が気付かなかったら気づかなかった!

ダ 俺もスルーしちゃった

ゆ あっという間のひととき、ね

ダ そういう使い方あるんだ

ゆ いいですね、これ

ひ (ボソッと)ギャグ

ゆ …ギャグじゃないと思うけど(笑)

ひ (笑)…うまい、ってこと